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杉野 弘幸; 松本 一浩*
Proceedings of 7th International Conference on Radioactive Waste Management and Environmental Remediation (ICEM '99), 0 Pages, 1999/00
高レベル放射性廃棄物地層処分における人工バリアの長期物理的安定性を評価するために、処分坑道(又は処分孔)から周辺岩盤亀裂への緩衝材の流出挙動を定量的に把握する必要がある。緩衝材の流出は、ベントナイトが膨潤することによる亀裂への侵入現象(extrusion)と亀裂へ侵入したベントナイト粒子が地下水の流れにより浸食される現象(erosion)の2つの減少によるものと考えられている。本報告では、緩衝材流出挙動試験設備(BENTFLOW)で実施したextrusion試験とerosion試験の結果および拡散モデルによるextrusion試験の解析結果を報告する。主な報告事項は次のとおり。(1)extrusion現象による流出距離の試験結果は時間の平方根に比例し、その比例定数は緩衝材材料と亀裂開口幅に依存する。(2)ベントナイトの侵食が起こる臨界地下水流量は約630m/aと推定される。(3)extr
立花 光夫; 打越 忠昭; 柳原 敏
Proceedings of 7th International Conference on Radioactive Waste Management and Environmental Remediation (ICEM '99) (CD-ROM), p.6 - 0, 1999/00
原子力施設の廃止措置作業では、作業員の安全及び作業の効率を考慮して高放射性機器の解体は、遠隔解体装置を用いて行われる。遠隔解体作業を安全でしかも確実に実施するためには、これらの作業手順を綿密に検討する必要がある。そこで、解体作業の進捗に伴って変化する作業環境や遠隔解体装置の動作等をコンピュータを用いて検討する解体作業シミュレーションシステムの開発を進めている。解体作業をコンピュータ上で模擬するために、物体の動きを制御する作業要素を一連の動作コマンドとして開発した。本システム上で機器を解体する遠隔解体装置の制御にこの動作コマンドを使用し、その適用性を評価した。さらに、本システムを用いて再処理特別研究棟における遠隔解体装置を用いた機器の解体手順を作成し、その適用性について検討した。本報告は、解体作業シミュレーションシステムの概要とその適用性について述べたものである。
内山 軍蔵; 宝徳 忍; 渡辺 眞樹男; 亀井 一成; 峯尾 英章; 中野 雄次*; 木村 茂; 朝倉 俊英; 藤根 幸雄
Proceedings of 7th International Conference on Radioactive Waste Management and Environmental Remediation (ICEM '99) (CD-ROM), p.5 - 0, 1999/00
TRU廃棄物等の発生量の低減及び経済性の向上を目的として再処理プロセスの高度化研究を行っている。本報告では、高度化PUREXプロセス(PARCプロセス)における長寿命核種(NpとTc)の抽出分離挙動について述べる。
武田 聖司; 木村 英雄; Moltyaner, G. L.*; Klukas, M. H.*
Proceedings of 7th International Conference on Radioactive Waste Management and Environmental Remediation (ICEM '99) (CD-ROM), 7 Pages, 1999/00
カナダ原子力公社(AECL)敷地内の砂質帯水層において、環境トレーサーであるCl,H及びHeの地下水中濃度が測定されている。不均質な地層中の地下水及び核種移行の評価手法の確立を目的として、600mスケールの塩素とトリチウムの移行を、3次元移流・分散モデルにより解析した。流速場は、3次元地下水解析により推定し、実測データとの比較により妥当性を確認した。分散係数は同サイトで行われた自然水理条件下のトレーサー試験より設定した。推定された流速場及び分散係数を用いた塩素の移行解析を行い、解析結果は、測定された塩素濃度の鉛直分布との比較において、塩素のピーク濃度に対し15%以内の精度に収まった。Hの解析では、地下水中のH/Heの同位体比、降雨中の実測H濃度等から時間依存性のソースタームをモデル化し、600mスケールのH濃度分布を25%以内の精度で評価することができた。
佐藤 治夫
Proceedings of 7th International Conference on Radioactive Waste Management and Environmental Remediation (ICEM '99) (CD-ROM), 9 Pages, 1999/00
本研究では、単一割れ目から岩石マトリクス方向への間隙特性と核種の挙動との関係を調べた。釜石鉱山亀裂部より採取した岩石(未変質部(花崗閃緑岩)、変質部、割れ目充填鉱山部)の間隙率、細孔径分布、間隙内比表面積、密度を測定すると共に、拡散実験を行いC, Na, HTO, Cl, SeOの実効核拡散係数(De)及び見掛けの拡散係数(De)を取得した。
米谷 雅之; 小山 智造; 槇 彰; 山内 孝道
7th International Conference on Radioacti, 0 Pages, 1998/00
平成9年3月11日に動燃東海アスファルト固化処理施設で発生した火災爆発事故の原因について調査した。エクストルーダからアスファルト混合物を充てんされたドラム内において、発熱をともなう化学反応が継続し、十数時間後にドラム内のアスファルト混合物が自己発火した。ドラムに充てんされたアスファルト混合物内にて弱い発熱反応が継続し、長時間の蓄熱後、アスファルト混合物は自然発火したものと推定した。廃液の化学分析、アスファルト固化体の熱分析などから、原料アスファルトと塩との反応を詳細に調査した。発火したアスファルト混合物を製造していた時、アスファルト混合物の製造速度が低く、エクストルーダシャフトのトルクが高く、充てん中のアスファルト混合物が柔らかかった。これらから、アスファルト混合物が高い粘性を有し、粘性による発熱から充てん時のアスファルト混合物の温度が高い可能性があった。推定の妥当性を確認するために、模